2015年5月5日(火) リジョイス5月号「あのヒトこのヒト」-夫の救いを祈り続けて ジョイクリゲスト:児島博・みや子(坂戸教会会員)

 ほほえみトークでは、月刊誌「リジョイス」との連動企画を行っています。原稿は番組からの抜粋要約となっており、月刊誌「リジョイス」のコラム欄でもご覧になれます。

【Q】再婚同士、お二人の出会いのきっかけは?

 (博)わたしは1933年生まれです。共通の知人の紹介で出会ったのですが、第一印象でこの人と決めました。
 (みや子)わたしは1941年生まれです。第一印象の話、今初めて聴きました!わたしはずっと祈っていました。「一緒に礼拝に行ってくれる人」ということがわたしの条件でした。

【Q】ふくいんのなみキャンプに参加されてのご感想は?

 (みや子)美しい自然の中で聴く素晴らしいメッセージ。最終日はいつも名残惜しく、来年も絶対来る!と思いました。それほど心が満たされるひとときです。最初は番組を聴いて軽い気持ちでの参加でしたが三日間も日常から解放されて、御言葉が聴けて、キャンプファイヤーもあり、ほっとできる居場所がありました。一番の目的は、ずっと一緒に参加してくれる夫を信仰に導きたかったのです。
 (博)わたしは、キリスト教の方との接触はゼロでしたから、まずどういうものなのかと頭に思い描き出席しましたが、あまりにも構えすぎたのかと思います。続けて出席し、皆様との話を深めていく中で「ああそうか。そういう生き方もあるのか」とお考えがわかってきました。

【Q】家庭礼拝はどんなふうに?

 (みや子)夫は「人間はいつも自分の努力なしでは何事もできない」という考えでしたから、時々「どちらがクリスチャン?」と思えるほど良く出来た人です。信仰のことはなかなか理解できなかったようです。わたしは一人で聖書を読み、夫が救われるようにと毎日祈っていました。ある時、なみ子姉妹から「どうして一緒に聖書を読まないの?」と聞かれ、そういえば集会には参加しても聖書を読むことを勧めたことはありません。あまり強要しては礼拝にも参加しなくなるのではないかと自分勝手に考えていました。夕食の後、夫に言ったらあっけないほどすぐ賛成して、それからは毎日二人で聖書を読みました。
 (博)聖書に引きつけられ、もっと知りたいという気持ちが強かったですね。何か根源を探りたいという思いです。わたしは軍国主義の時代に生まれていますからね。

【Q】洗礼への決心はどのように導かれたのですか?

 (博)長年参加を続けていましたキャンプで山下先生から背中を押され素直な気持ちで導かれました。宇都宮教会で三年前のペンテコステに洗礼を受けました。
 (みや子)教会の方々やキャンプの方々皆様がずっと祈っていてくださいました。神様が扉を開いてくださり心から感謝しています。