2009年1月2日(金)詩編96編 主をほめたたえる日々


新しい歌を主に向かって歌え。
全地よ、主に向かって歌え。
主に向かって歌い、御名をたたえよ。
日から日へ、御救いの良い知らせを告げよ。
国々に主の栄光を語り伝えよ 諸国の民にその驚くべき御業を。(詩編96:1-3)

新年となっても、「カレンダーを一枚めくれば、そこは別世界」というのではありません。しかし、今日は、昨日の単なる延長ではなく、また、平凡に思える昨日でも、一回限りの一日でした。今日は、神が各自に「今日も生きよ」といわれ、与えてくださった貴重な一日です。

詩人は今、「新しい歌を主に向かって歌え」と、礼拝に集まっている信仰者たちに勧めます。彼らが、神の御救いをいただいたからです。罪の赦しを受け、神の御業を多くの方々に告げる働きへと、新たに召されたからです。

今は、キリストの御業により、神と罪人との間に新しい秩序が確立されています。私たちは、神との新しい関係のなかに入れられています。そして、神が、私たちを永遠の命に生きる者にふさわしい者となるように、日々、働きかけてくださいます。

私たちは、罪を悔いてはまた犯す、その惨めさと向き合っています。しかし、神は、今日も罪を赦し、キリスト者として新しく生きる生命を与えてくださいます。今日も、新しい歌を主に向かって歌いましょう。