2009年1月5日(月)創世記1章 人を良いものとして創造された神


初めに、神は天地を創造された。
神は言われた。「我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。そして海の魚、空の鳥、家畜、地の獣、地を這うものすべてを支配させよう。」
神はお造りになったすべてのものを御覧になった。見よ、それは極めて良かった。(創世記1:1,27,31)

神は、6日目に、人を創造なさいました。生活できる環境が整えられたなかに、神は人を置いてくださったのです。また、神が最後に人を創造されたので、人は創造の冠とも呼ばれています。

さらに、神は、御自身のかたちに似せて、人を創造してくださいました。それは、人が神のしもべとして、この地を治めるためです。また、人が神の御声を聞き、神を礼拝し、神との豊かな交わりに生きるためです。

そして、神が、創造の業を終えられ、お造りになったすべてのものを御覧になると、それは神の目に「極めて良かった」(31節)のです。人を含めすべての被造物が、神を喜ばせるものとして存在していました。

私たちは、今、堕落後の世界に生きています。創造時に与えられていた良さは、罪で汚されています。しかし、初めに良きものを創造された神の御心が、挫折したわけではありません。神は、救いをもたらし、創造の輝きを回復し、完成してくださいます。人もまた、神を喜ばせる者となります。世界とわたしの今日一日は、この希望に支えられています。