2009年1月12日(月)創世記4-5章 戸口で、あなたを待ち伏せしている罪


主はカインに言われた。
「どうして怒るのか。どうして顔を伏せるのか。もしお前が正しいのなら、顔を上げられるはずではないか。正しくないなら、罪は戸口で待ち伏せており、お前を求める。」(創世記4:6-7)

 主はカインに、「罪がお前を求めている」と告げられました。誰かに慕われるとすればうれしいことかもしれませんが、あなたを求めているのは罪です。罪に慕われ、求められ、破滅に至る。この危険が迫っています。

 罪とは自分を神とすること、神よりも自分を正しいとすることです。アダムの罪は、確かに彼の最初の子カインにも受け継がれていました。カインはこの罪によって神をねたみ、弟アベルを殺してしまったのです。

 普通、戸口で待っているのは、番犬とか家を守るものです。しかし、私たちが家に出はいりするたびに、罪がうずくまり、襲いかかろうとして待っています。そのなかを毎日、罪に攻撃の糸口を与えないように、通らねばなりません。

 では、どうしてわが身を守ることができるでしょうか。私たちに代わって罪と死の支配を打ち滅ぼしてくださったお方―イエス・キリストのもとに逃れることです。罪があなたを求めるよりも強い愛で、主イエス・キリストが、あなたを愛し守ってくださいます。顔を上げて、毎日、イエス・キリストを仰ぎましょう。