2009年6月27日(土)2ヨハネ 真理なるキリスト


それは、いつもわたしたちの内にある真理によることで、真理は永遠にわたしたちと共にあります。(2ヨハネ2)

 ヨハネは「真理に歩んでいる人がいるのを知って、大変うれしく思いました」(4節)と言いました。ここの真理とは、キリストに関する神の啓示の内容であり、聖霊によって心に刻みつけられているものです。

 また、その真理は「わたしは道であり、真理であり、命である」(ヨハ14章6節)と言われた主イエス・キリストご自身のことです。驚くことには、ヨハネは「真理そのものであるキリストが、わたしたちの内に宿っている」と語っています。私たちは、自分の内に宿るキリストを、単なる客人として迎えているのか、それとも、主人として迎えているのか、自らに問うべきではないでしょうか。

 更に、「真理は、永遠にわたしたちと共にあります」と指摘されています。真理そのものであるキリストが、永遠に私たちと共にいてくださるとは、これまで私たちと共にいてくださっただけではありません。これからも、否、臨終の時にも、死後も、いつも共にいてくださることを意味しています。キリスト者は、なんという恩恵と特権の中に生かされているのでしょうか。ハレルヤ。