2009年9月23日(水)士師3章 主は答えてくださる


彼(エフド)は言った。
「わたしの後について来なさい。主は敵モアブをあなたたちの手に渡してくださった。」(士師3:28)

 当時主の民はモアブの王エグロンに苦しめられていました。それは、民が主の目に悪とされることを行っていたからです。その苦難の中で、民は主に助けを求めて叫びました。自らの過ちを知り、悔い改め、祈ったのです。その民を救うために士師エフドが遣わされます。

 モアブの王を倒したエフドは角笛を吹き人びとを集めると、次のように言います。「主は敵モアブをあなたたちの手に渡してくださった」(28節)と。戦いはまさにこれからですが、既に主がモアブを民の手に渡してくださっており、主が救いを私たちに与えてくださるのです。

 主は、心から叫び求める者に、必ず救いの御手を伸ばしてくださいます。「苦難のはざまから主を呼び求めると、主は答えてわたしを解き放たれた」(詩118編5節)。「主はわたしの救いとなってくださった。御救いを喜び歌う声が主に従う人の天幕に響く」(同14、15節)。私たちには叫び求めることのできる主がおられます。共どもに、主の救いを喜ぶ歌を天幕ならぬ教会において、力強く響かせていきましょう。