2010年1月23日(土)1ペトロ5章 キリストの働き人として


あなたがたのうちの長老たちに勧めます。あなたがたにゆだねられている、神の羊の群れを牧しなさい。強制されてではなく、神に従って、自ら進んで世話をしなさい。(1ペトロ5:1-2)

 ペトロは、「わたしの小羊を飼いなさい」(ヨハ21章15節)と、復活の主イエスから三度も言われました。ここでは、ペトロが「あなたがたにゆだねられている、神の羊の群れを牧しなさい」(2節)と、同じことを長老たちに語っています。

 神が、私たちのことを心にかけてくださり、指導者を立ててくださいます。ペトロが復活の主の心を知っていたように、指導者とは、神御自身が教会を心にかけ守ってくださることを知っている人です。教会は、群れを神の羊と弁えて牧会する指導者を常に必要としています。

 「神御自身が、しばらくの間苦しんだあなたがたを完全な者とし、強め、力づけ、揺らぐことがないようにしてくださいます」(10節)とは、なんと励ましに満ちた御言葉でしょうか。この御言葉に支えられて、教会役員は、自分の度量では牧会できないことを知りつつも、大牧者なるキリスト(四節)に寄りすがり、その務めを果たそうとします。

 教会に対する主のご配慮を信じましょう。また、尊い働きを担う教会役員のためにもお祈りください。