2010年1月26日(火)出エジプト17章 祈りによる戦い


モーセが手を上げている間、イスラエルは優勢になり、手を下ろすと、アマレクが優勢になった。(出エジプト17:11)

 アマレクとイスラエルの戦いについて、聖書はただモーセの姿を記しています。モーセは、アロンとフルを従えて、丘の頂に登りました。そしてモーセが手を上げている間は、イスラエルの戦いが優勢になり、手を下ろすとアマレクが優勢になりました。ですから、モーセが疲れて手を上げることができなくなったとき、アロンとフルは両脇でモーセの手を支えました。それによって、イスラエル軍は勝利を得ることができました。

 民の指導者であるモーセの役割は、戦いの中にあっても祈り続けることでした。アロンとフルには、このモーセを支える人としての特別な役割が与えられていました。もちろん、戦場では兵士が勇敢に戦いました。このように、神の民は、さまざまな形で戦います。

 教会もまた、この世にある限り戦いを避けられません。そのために神は、一人一人にさまざまな賜物を与えてくださいました。自分の賜物を民全体のために生かしていくとき、神の民は勝利することができます。特に、祈りの戦いの大切さを心に留め、今日も、神の民の戦いに自らを献げましょう。