2010年2月19日(金)黙示録7章 神の刻印が押された私たち


この天使は、大地と海とを損なうことを許されている四人の天使に、大声で呼びかけて、こう言った。「我々が、神の僕たちの額に刻印を押してしまうまでは、大地も海も木も損なってはならない。」(黙示録7:2-3)

 神は、「神の僕たちの額に刻印を押して」くださいます。この刻印は「生ける神の刻印」(2節)といわれています。これは、神の持ち物であることのしるしであり、神の保護下におかれていることを明らかにします。一度押されたら、消すことのできない刻印です。

 大地と海をさえ損なう権能をもった天使が、まず先に行うのが、この刻印を押すことです。刻印が押されてさえいれば、天体や地球が仮に損なわれたとしても、その者が損なわれることはないからです。

 高校の卒業記念に印鑑をもらいました。判子一つで人生が変わることがあります、慎重に使うようにと注意されました。そうです、軽い気持ちで判子を押す人はいません。人間でもそうであれば、神はどれほど慎重に、どれほどの決意をもって、私たちに刻印を押してくださったのでしょうか。

 額に刻印を押された人びとの群れ。それは地上の教会を示しています。神は、心に定めた人びとを、完全に救うことを決意しておられます。損なわれない選びに、ただ感謝!