2010年4月23日(金)ヨハネ6章 わたしは命のパンである


イエスは言われた。「わたしが命のパンである。わたしのもとに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者は決して渇くことがない。」(ヨハネ6:35)

主イエスが、五千人に「五つのパンと二匹の魚」を分け与えた後、群衆は主イエスを追いかけ始めます。それは、彼らがパンを食べて満足したからでした。

 主イエスは、朽ちる食べ物ではなく、人の子が与える決して朽ちることのない食べ物を彼らが得るようにと招かれました。そこで主イエスは、お語りになりました。「わたしが命のパンである。わたしのもとに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者は決して渇くことがない。」主イエスは、パンを求めていた群衆に、主イエスご自身を求めるようにと勧めておられます。

 主イエスは、確かに、生きる上でのあらゆる必要を満たしてくださいます。ですから、教会に来るきっかけは多様であっても構いません。しかし、主を味わい知る祝福を体験していない者は、満腹になっただけの群衆と同じです。その先へ進まねばなりません。主イエスは、強く、繰り返し、ご自身のもとに「来る」ようにと招いておられます。飢え渇くことのない祝福が主ご自身にあることを、私たちが証ししましょう。