2010年5月21日(金)ヨハネ14章 父と子と聖霊の交わりの中で


「わたしを愛する人は、わたしの言葉を守る。わたしの父はその人を愛され、父とわたしとはその人のところに行き、一緒に住む。」(ヨハネ14:23)

 主イエスが父のもとから送ってくださる聖霊は、私たちの内に住んでくださるお方です(17節)。主イエスの霊である聖霊が内に住んでくださるなら、主と御父が共にいてくださるのと同じです。私たちは日々御父を見つめ、主イエスの命を宿して、命から命への道を歩みます。「わたしが生きているので、あなたがたも生きることになる」(19節)。

 ですから、聖霊が注がれている今、すでに、私たちはどのようなときにも「みなしご」(18節)ではあり得ません。主イエスがはっきりと、「わたしもあなたがたの内にいる」(20節)と約束してくださっていますから、私たちもまた、そのことを信じ、告白しつつ歩みます。

 こうして、主とひとつにされ、愛の交わりの中に生かされているので、私たちは主イエスの言葉を守ります。互いに愛し合いなさいという新しい掟が、私たちの喜びとなるのです。神の言葉そのものである主イエスが、内に住んでくださいますから、主イエスの言葉が、必ず私たちの内で生き、動き、踊り始めるでしょう。

 心を騒がせるな、おびえるな!