2010年6月12日(土)ヨハネ20章 聖霊を受けなさい


「父がわたしをお遣わしになったように、わたしもあなたがたを遣わす。」そう言ってから、彼らに息を吹きかけて言われた。「聖霊を受けなさい。」(ヨハネ20:21-22)

 神は、人を造られたとき、命の息を吹き入れられることによって、生きる者としてくださいました(創2章7節)。また、預言者をとおして、枯れた骨のようになったご自分の民に、息を吹き込むことで生き返る、と語りかけてくださいました(エゼ37章5節)。私たちは、神に息を吹き込んでいただかなければ、真実の命に生きることはできません。

 枯れた骨をも生き返らせた神は、主を復活させ、復活の主を通して、真実の命を与えようとしておられます。だから、復活の主は、弟子たちに現れ、「聖霊を受けよ」と息を吹きかけてくださったのです。

 主イエスは、実に、神との愛の交わりを知っておられ、かつ、そこから遣わされて、この世において真実の命に生きられました。そのお方が死んで甦ってくださり、ご自分の命を私たちに与えてくださいます。

 私たちは、教会のなかに留まり、主にある愛の交わりを喜ぶだけではありません。今日も、主イエスの息を吹きかけられて、聖霊を受け、遣わされたところで、真実に生きようではありませんか!