2010年11月24日(水)民数記1-4章 約束の地を目指して


イスラエルの人々の共同体全体の人口調査をしなさい。氏族ごとに、家系に従って、男子全員を一人一人点呼し、戸籍登録をしなさい。(民数記1:2)

 エジプトの国から救い出され、約束の地を目指して歩み出した主の民イスラエル。主は彼らを、シナイ山のふもとに導き入れ、そこで十戒を授け、幕屋建設の指示を与えられました。こうして、主の祝福を証しする宝の民としての土台、すなわち、律法と礼拝が備えられたのでした。

 民数記の初めで、主はモーセに共同体全体の人口調査を命じられました。その目的は、主の戦いのため、兵役に就くことのできる者を登録し、部隊を組織するためでした。主の民は命じられた通りを行い、また一つ、約束の地に向かう準備が整えられたのです。

 1〜4章において、十二部族のうち、レビ人への指示が特に多いことに気付きます。幕屋の管理と祭儀を司る者として、区別されているのです。聖なるものを聖とすべきことが、このように字数を費やして教えられています。

 私たちも霊的戦いに召されています。聖なるものを聖とすることを忘れずに、それぞれ遣わされている場に赴きましょう。