2011年4月24日(日)マタイ28章(1) イースター 恐れながらも大いに喜び


「恐れることはない。十字架につけられたイエスを捜しているのだろうが、あの方は、ここにはおられない。かねて言われていたとおり、復活なさったのだ。…」婦人たちは、恐れながらも大いに喜び、急いで墓を立ち去り、弟子たちに知らせるために走って行った。(マタイ28:5-8)

 主イエスが死から復活された日、最初のイースターの朝に、いろいろな事が起こりました。婦人たちが、天使からも主イエスからも「恐れることはない」と繰り返し呼びかけられるほど、恐れることばかりです。大きな地震が起きたり、天使が現れ、墓石がわきへ転がったり、墓の中は空だったのです。

 イエスの死を悲しんでいた婦人たちが、さまざまな恐れにまさって大喜びで、弟子たちのもとに走って行きました。それができたのは、主イエスが復活されたことと、そしてガリラヤでまたお目にかかれるということとを、天使から聞いたからでした。

 主の日ごとの礼拝は、復活して今も生きておられる主イエスに、お会いすることができる場です。深い悲しみに沈むときも、希望を見出せないような悩みのなかにあるときにも、礼拝に集い、主からの喜びをいただきましょう。また、主の復活を弟子たちに知らせるために走った婦人たちのように、私たちもまた、主イエスが復活された喜びを人びとに伝えましょう。