2011年7月29日(金)使徒10章 信じる者は罪の赦しが受けられる


「また預言者も皆、イエスについて、この方を信じる者はだれでもその名によって罪の赦しが受けられる、と証ししています。」(使徒10:43)

 イエス・キリストを証しするということは、「この方を信じる者はだれでもその名によって罪の赦しが受けられる」と確信を持って語ることです。このことこそ、福音において提供されている主イエスを示すことなのです。

 「御言葉を聞いている一同の上に聖霊が降った」(44節)とあります。そのとおり、御言葉が語られ、聞かれるところに聖霊が働かれます。聖霊の働きが「エルサレムばかりでなく、ユダヤとサマリアの全土で、また、地の果てに至るまで」と広がって、異邦人コルネリウスにも届くことになりました。コルネリウスたちは真に御言葉に聞き、神に立ち帰ったので、罪の赦しを与えられました。ですから、ペトロは「わたしたちと同様に聖霊を受けたこの人たち」(47節)と、彼らを自分たちと同等の者として語りました。

 私たちもまた、聖霊の導きによって、御言葉に真に聞いたとき、主イエスの名によって罪の赦しを受けたはずです。このことを喜びと感謝をもって証ししましょう。