2011年8月13日(土)マタイ6章 日々平和のために祈る


御国が来ますように。御心が行われますように、天におけるように地の上にも。(マタイ6:10)

 今日は、平和を覚えて、主の祈りの「御国が来ますように」に注目します。ウェストミンスター小教理問答の問102の答えは真にすぐれた解説です。「第二の祈願である『御国をきたらせたまえ』では、サタンの国が滅ぼされるように、また恵みの国が進展し、私たちも他の人々もそれに入れられ、その中に守られるように、そして栄光の国がすみやかに来るように祈るのである。」「栄光の国」とは、完成される神の国でしょう。その御国が「すみやかに来るように」という祈りは、終末を待ち望む祈りです。私たちの希望はここにあります。

 「栄光の国」こそ、真の平和の国です。国内に戦争がないだけではありません。わたしの牧会する沖縄の地には、軍事基地が至るところにあります。栄光の国と軍事基地のイメージは、結び付きません。栄光の国の到来を目指して私たちは歩んでいます。主の祈りを祈る度に、平和を求めて祈っています。これは、日曜の礼拝や祈祷会だけでなく、日々祈る祈りです。