2011年9月29日(木)ガラテヤ5章 霊の結ぶ実


これに対して、霊の結ぶ実は愛であり、喜び、平和、寛容、親切、善意、誠実、柔和、節制です。これらを禁じる掟はありません。(ガラテヤ5:22-23)

 パウロは、19〜21節で信仰者が避けるべき、肉による悪徳を並べた後、22、23節で信仰者が求めるべき霊の結ぶ実を列挙しています。このリストは、主イエス・キリストの姿そのものです。

 もう随分前のことになりますが、この聖書箇所から毎年秋に行う教会学校(CS)の収穫感謝のメッセージをしたことがあります。CSに通う子どもたちは、植物にたとえるなら若枝、あるいはつぼみのような存在です。これからどのような花を咲かせ、実を結ぶのでしょうか。「主よ、どうかすべての子どもたちの信仰を守り、育み、よき実を結ばせてください」と祈りつつ、この箇所を選んだことを覚えています。

 今日の御言葉は、子ども時代から遠く過ぎたわたし自身に対して、またすべての信仰者に対して語りかけられているのだと改めて感じます。霊の導きに従って歩む者は皆、いくつになっても「神の子」だからです。キリストに倣う者として、霊の結ぶ実を私たちも実らせることができたら、と願います。