2011年12月28日(水)ハガイ2章 万軍の主を信じよう


今こそ、ゼルバベルよ、勇気を出せと
主は言われる。
大祭司ヨツァダクの子ヨシュアよ、勇気を出せ。
国の民は皆、勇気を出せ、と主は言われる。
働け、わたしはお前たちと共にいると
万軍の主は言われる。(ハガイ2:4)

 主によって、エルサレム神殿の再建が命じられてから約50日。かつての神殿の栄光を知っている長老たちにとって、再建されようとしている神殿の姿は、無に等しいものです(3節)。人間は現実を直視して、設計図を思い描き、完成図を予想します。だからこそ長老たちは、かつての栄光は取り戻せないと落胆します。

 しかし、主は、指導者ゼルバベル、大祭司ヨシュア、そしてイスラエルの民全員を励ましてくださいます(4節)。そして主は、昔の神殿に勝る栄光に包まれた新しい神殿を建設してくださることを約束してくださいます(9節)。これが主のご計画です。

 私たちは、このような主のお働きを忘れて現実的なことを追い求めるだけの不信仰な日常になってはいないでしょうか。主は、このような私たちをも常に励まし続けてくださっています。だからこそ主の御力を信じて祈り、主の御旨に聞き続けることです。この時、主は、人間的な枠を超えた祝福を私たちにお与えくださいます。