2011年12月31日(土)2ペトロ3章 新天新地を待ち望む


しかしわたしたちは、義の宿る新しい天と新しい地とを、神の約束に従って待ち望んでいるのです。(2ペトロ3:13)

 キリストにあって与えられている希望の中で、「新天新地を待ち望む」ことほど、心をわくわくさせるものはありません。

 キリスト再臨の時、私たちは「栄光ある者によみがえらせられて、…無罪と宣告され、永遠に、全く神を喜ぶことにおいて完全に祝福された状態にされます」(ウ小教理38)。このように「栄光ある者によみがえらせられた」私たちの住まう場所が、新天新地です。

 そこにおいては、神が私たちと共におられ、もはや死はなく、悲しみも嘆きも労苦もありません(黙21章3、4節)。また、かつては虚無に服し、うめき苦しんだ被造物も、「神の子供たちの栄光に輝く自由」(ロマ8章21節)に導き入れられ、喜び躍ります(イザ35章など)。これは、正に「義の宿る」新天新地です。

 キリストを信じ、キリストの再臨を待ち望む者は、皆、この新天新地に入ることができます。キリストから与えられる新天新地を待ち望みつつ、信仰と希望を持って、新年を迎えましょう。