2012年1月4日(水)ヨシュア1章 あなたの神、主は共にいる


「わたしは、強く雄々しくあれと命じたではないか。うろたえてはならない。おののいてはならない。あなたがどこに行ってもあなたの神、主は共にいる。」(ヨシュア1:9)

 人はひとりで生きることができません。たとえ信仰者であっても同じです。いや信仰者であるからこそ、ひとりで生きるということはできないのではないでしょうか。

 そのことは、モーセの後継者として選ばれたヨシュアの場合も同じでした。ヨシュアは、これから多くの民を、ヨルダン川を渡って約束の地に導くという大きな使命を与えられていました。その使命の大きさを思うとき、ヨシュアは、自分ひとりの力で果たすことができるとはとても思えませんでした。

 しかし、主なる神はそのようなヨシュアの思いを十分に知っておられました。ですから、ここでヨシュアに上記のように語られるのです。この御言葉は、ヨシュアの心がうろたえたり、おののいたりすることを見越して語られました。しかし、主なる神は、「あなたの神、主は共にいる」と言われ、ヨシュアを支えられます。

 そのことは、今、イエス・キリストを信じている私たちにとっても、真実なのです。主は、今も、あなたと共におられます。