2012年1月5日(木)ヨハネ1章 神の子とされる幸い


言は、自分を受け入れた人、その名を信じる人々には神の子となる資格を与えた。(ヨハネ1:12)

 イエスこそが、「命である」「光である」「道・真理・復活そのものである」と、信じる信仰が与えられる人は何と幸いでしょう。

 なぜなら、主イエスが、その人たちに「神の子」となる資格をお与えになるからです。本来、私たちには、神の子と呼ばれる資格など、まったくありません。しかし、神は、御子を遣わしてくださり、御子を信じるだけで、私たちを神の子にしてくださいます。そして、主を信じる者は、神の子の資格が自分にあると信じることさえ許されています。

 地上の父と母は、どんなにわが子のことを心配しても、完全に守り支えることはできません。しかし、天の父は、全能の御力と完全な愛によって、子の資格を与えられた者を二十四時間体制で休むことなく、守り支えてくださいます。私たちは、いつでもどこでも、父なる神の御守りのなかにいます。天地の造り主、生ける全能の神を「わが父」と呼び、父と子の交わりの中に生かされる。これほど安心なことはありません。