2012年1月15日(日)詩編119編(5) わたしに代わって神が戦ってくださる


わたしの苦しみを顧みて助け出してください。
わたしはあなたの律法を
決して忘れたことはありません。
わたしに代わって争い、わたしを贖い
仰せによって命を得させてください。(詩編119:153-154)

 御言葉を忘れないあなたには、「わたしの苦しみを顧みて助け出してください」と神に求める正当な権利があります。それが御言葉を愛して生きる神の民イスラエルの特権です。神はその求めに必ず答えてくださいます。

 しかし、苦しみから助け出していただくということは、どういうことでしょうか。御言葉の約束どおり、命を得させていただくとは、どういうことでしょうか。

 それは神が「わたしに代わって戦ってくださる」ということです。「イスラエル」という言葉にその秘密が隠されています。私たちは、神の約束によって、真のイスラエルの民とされています。私たちがイスラエルであるということは、私たちのために、私たちに代わって「戦ってくださる(イスラ)」のは「神(エル)」だということです。それが、神が苦しみから私たちを助け出してくださるときのなさり方です。

 神はあなたに代わってご自身が戦ってくださることで、あなたに命を得させてくださいます。