2012年1月23日(月)ヨシュア8章 御言葉をひと言残さず


その後ヨシュアは、律法の言葉すなわち祝福と呪いをことごとく、すべて律法の書に記されているとおりに読み上げた。ヨシュアは、モーセが命じたことをひと言残さず、イスラエルの全会衆、女、子供、彼らの間で生活する寄留者の前で読み上げた。(ヨシュア8:34-35)

 私たちが神の言葉である聖書を読むときに、あるときには、自分の好みの箇所だけを開いて読むことがあるかもしれません。しかし、聖書はすべてが神の言葉です。ですから、ひと言も残さず、命の言葉として、御言葉に聞き従う者とされたいのです。

 ヨシュアは、イスラエルの民を祝福した後で、律法の言葉を、律法の書に記されているとおりに、読み上げました。それは、主の言葉に従って歩むときに与えられる祝福と、主の言葉に従わないときに与えられる呪いの言葉でした。ヨシュアはこのとき、これらをひと言も残さず、読み上げました。

 従う者への祝福の言葉だけでなく、従わない者への呪いの言葉も、私たちに与えられた神の言葉です。裁きの恐ろしさを知ることも、キリストの十字架に寄りすがらせる恵みの道です。また、私たちは、時として、御言葉の糧を受けることに、おっくうになることもあります。しかし、御言葉が、御言葉に従う者に与えられる祝福を指し示し、命の糧を更に求めさせます。