2012年1月30日(月)ヨシュア11章 主の力にのみ信頼する


主はヨシュアに言われた。「彼らを恐れてはならない。わたしは明日の今ごろ、彼らすべてをイスラエルに渡して殺させる。あなたは彼らの馬の足の筋を切り、戦車を焼き払え。」 ヨシュアは全軍を率いてメロムの水場にいる敵を急襲した。(ヨシュア11:6-7)

 私たちは、自分の前に大きな危険や苦難が立ちはだかることを体験することがあります。そのようなときに、私たちの中には恐れや不安が生じます。また、どのように解決が与えられるかについて、希望が持てないときがあります。

 ヨシュアとイスラエルの民が直面した状態は、まさにそのようなものでした。主なる神に敵対する諸国の王たちは、大軍勢を率いてヨシュアと民を圧倒しようとします。それは浜辺の砂のようであり、軍馬、戦車も非常に多かったのです。彼らは連合してイスラエルと戦おうとしました。しかし、主なる神はヨシュアに言われました。「彼らを恐れてはならない。」人間の目にはどのように不利な戦いのようであっても、戦われるのは主ご自身です。民に求められたのは、主に対する信頼なのです。

 大きな困難が私たちの前に立ちはだかる時に、何に信頼するのかは、私たちの信仰の歩みにとって根本的な問題です。私たちが信頼すべきは、今も、ただ主の力です。