2012年2月20日(月)ミカ4章 主にある平和


人はそれぞれ自分のぶどうの木の下
いちじくの木の下に座り
脅かすものは何もないと
万軍の主の口が語られた。
どの民もおのおの、自分の神の名によって歩む。
我々は、とこしえに
我らの神、主の御名によって歩む。(ミカ4:4-5)

 主なる神がもたらしてくださる究極的な平和が、ここにあります。すべての民が皆、安心して神のぶどうの木やいちじくの木の下で、くつろいで座り続ける姿の中に、この平和が凝縮されています。

 しかし、世の多くの人びとは、おのおの自分の神という偶像に従って歩み続け、神のもとに憩わず、正しい道を見失っています。人間に命を与えることのできない偶像に依り頼んでも、そこには何の希望もありません。

 私たちは、偶像にではなく、まことの神に依り頼みます。私たちを創造され、愛をもって救ってくださり、今も御霊の導きのうちに真実に私たちを生かしてくださる、我らの神、主の御名によって、歩みます。その歩みがそのまま、主にある平和の完成へとつながっているのです。

 そして、私たちは今なお、究極の平和に向かって歩む途上にあります。すべての民が憩うべき祝福を、すべての民より一足先に享受しています。この恵みをすべての民に証ししていきたいと思います。