2012年4月27日(金)ヘブライ4章 恵みの座に近づこう


だから、憐れみを受け、恵みにあずかって、時宜にかなった助けをいただくために、大胆に恵みの座に近づこうではありませんか。(ヘブライ4:16)

 天地創造のとき、神は七日目に休まれ、これを祝福し聖別されました。私たちが主の日の礼拝にあずかることは、この祝福にあずかることです。主イエスによって私たちの罪は赦され、呪いに代わって恵みが与えられたからです。

 旧約の大祭司は、年に一度、神殿の至聖所に入り、いけにえの動物の血を契約の箱の蓋に振りかけて民の罪を贖いました。大祭司以外の人びとは、罪のためにそこに入ることが許されませんでした。

 しかし、今や、私たちは、神の招きによって、恵みの座へ大胆に近づくことができます。神が、十字架の血によって私たちを清めてくださったからです。

 罪人のわたしは、この十字架による贖いによって憐みと恵みを受け、赦しを確信します。弱く力の無いわたしは、そこで神の「助け」を得て強くされます。これこそが、神の安息の恵みです。その安息の頂点を私たちは主の日の礼拝でいただくのです。