2012年9月21日(金)ルカ24章 心は燃えていたではないか


すると、二人の目が開け、イエスだと分かったが、その姿は見えなくなった。二人は、「道で話しておられるとき、また聖書を説明してくださったとき、わたしたちの心は燃えていたではないか」と語り合った。(ルカ24:31-32)

 主の復活の日の午後のことです。二人の弟子がエルサレムからエマオへと歩いていました。彼らは道々、主イエスについて語り合っていました。信仰の友との会話が、主イエスについてであるのは幸いなことです。するといつの間にか、そこに主ご自身が同行してくださっていました。

 しかしまだ彼らは信仰の目が開かれてはいませんでした。失望感に覆われ、婦人たちを通して「主は生きておられる」というすばらしい知らせを聞いても、信じることはできません。

 彼らに信仰の転機が訪れました。主から聖書の説明を聞いていた彼らの目が開け、イエスだと分かりました。これは、パンを取り、裂くという所作、そして賛美と祈りを通して、主ご自身が与えてくださったものです。

 私たちも主の復活された日、日曜日の礼拝で御言葉を聞いて、聖餐式に与り、主と出会い、「心は燃えていたではないか」と気付かされる恵みを追体験します。そのように地上の旅路を進みましょう。