2012年10月14日(日)詩編148編 主の備えられた完全さを尊ぶ


主の御名を賛美せよ。
主は命じられ、すべてのものは創造された。
主はそれらを世々限りなく立て
越ええない掟を与えられた。

主は御自分の民の角を高く上げてくださる。(詩編148:5-6,14)

 都会の喧騒の中で、天を仰ぎ見ても、そこに、天地創造のすばらしさを感じ取ることは難しいかもしれません。けれども、どこにおいても、神の言葉を信じ、世界を見ることはできます。

 この詩編は、「主を賛美せよ」との賛美に、神によって造られたすべての被造物を招きます。日、月、星、天、水などこれらすべてのものを創造された主は、「それらを世々限りなく立て、越ええない掟を与えられ」ました。こうして神はこれら被造物に秩序を与え、それぞれに場所と目的を与えられました。こうして自然界のものもすべてが主を賛美します。

 しかし、主はイスラエルに対して、「御自分の民の角を高く上げて」(14節)くださいます。イスラエルは特別な祝福を受け、自然界がなし得ないほどの大いなる神賛美に招かれています。

 人間自身の卑しい体がキリストの体と同じ形に変えられる(フィリ3章21節)復活の祝福を思い浮かべました。この祝福に与る私たちこそが賛美に招かれています。