2013年1月15日(火)創世記9章 すべての命を守る責任


「わたしは、あなたたちと、そして後に続く子孫と、契約を立てる。あなたたちと共にいるすべての生き物、またあなたたちと共にいる鳥や家畜や地のすべての獣など、箱舟から出たすべてのもののみならず、地のすべての獣と契約を立てる。」(創世記9:9-10)

 神は箱舟から出たノアとその息子たちを祝福し、彼らとの間に契約をお立てになりました。また、この契約は人間だけでなく、すべての生き物とも結ばれた永遠の契約でした。その内容は、すべての生き物を二度と滅ぼすことはしない、という約束でした。

 私たちは主イエスを信じ、救われたことを感謝します。しかし、私たちが信じることができるのは、そもそも命が保持されているからです。命が損なわれていれば、信じることもできません。

 さらに、救いは人間だけのものではありません。すべての被造物が滅びへの隷属から解放されることを待ち望んでいます(ロマ8章21節)。神は人間だけでなく、すべての被造物の回復のために、命を保持しておられるのです。

 人間には、自分の救いのためだけでなく、すべての被造物の回復のために働くという使命があります。主イエスによって救われた私たちです。神が創造なさったすべての命を愛し、大切にしていきましょう。