2013年2月3日(日)詩編5編 主の道を歩ませてください


主よ、朝ごとに、わたしの声を聞いてください。
朝ごとに、わたしは御前に訴え出て
あなたを仰ぎ望みます。
…主よ、恵みの御業のうちにわたしを導き
まっすぐにあなたの道を歩ませてください。
わたしを陥れようとする者がいます。(詩編5:4,9)

 自分を陥れようとする者がいたら、私たちは心安らかに暮らすことはできません。ダビデはそのような者を「打ち倒してください」(11節)、と祈ります。

 今日、私たちが打ち倒してほしいと願う敵は、言うまでもなく、世の誰かれではなく、その背後にある罪そのものです。

 そして、ただ敵を倒してくださいと願うのではありません。主の恵み深い御業のうちに導いていただき、主の道をひたすら歩ませていただくことが、祈りの中心です。詩編5編のように、「まっすぐにあなたの道を歩ませてください」というこの祈りを、日々必要としています。

 主は、私たちが祈る前から私たちの必要をご存じです。しかし、従う者は毎日祈ります。それは、祈りは単に願い事をささげるためだけにあるのではなく、主なる神との対話であり交わりでもあるからです。

 世に生きる限り、日々主に祈り、必要をあえて申し述べ、心を主に向けます。主との交わりから始めて、今日もまた、主に従う道を歩み続けます。