2013年4月13日(土)1コリント4章 神に向かって忠実に生きる素晴らしさ


こういうわけですから、人はわたしたちをキリストに仕える者、神の秘められた計画をゆだねられた管理者と考えるべきです。この場合、管理者に要求されるのは忠実であることです。(1コリント4:1-2)

 私たちは、とかく神を見上げて行動することから遠ざかってしまい、周りの人の目を意識しがちです。人から褒められると、つい有頂天になって優越感に浸ったり、傲慢に陥ったりします。けなされると、怒り心頭に発したり、または落ち込んだりしてしまいます。このようないつも周りを気にした情緒不安定な歩みから抜け出すには、どうしたらよいのでしょうか。

 それは、ただひとつ、神の御前に忠実に歩むことです。パウロは人からの裁きだけではなく、自分の評価からも自由であると語っています。なぜなら主だけが、人を裁くことができるからです。主は私たちの歩みのすべてをご存じです。終わりの日にはすべてが明らかになります。ですから大切なのは、主に向かって忠実に生きることです。ここに信仰者の自由と平安に満ちた歩みが可能となります。

 イエス・キリストは十字架によって私たちを罪から解放してくださり、新しく生きる人生へと導かれます。また、助け主なる聖霊は、私たちの歩みを主に向かうように整えてくださいます。