2013年4月15日(月)エゼキエル5章 神の言葉への不誠実


それゆえ、主なる神はこう言われる。「お前たちが周りの国々よりもいっそうかたくなで、わたしの掟に従って歩まず、わたしの裁きを行わ…なかったので、主なる神はこう言われる。わたしもお前に立ち向かい、国々の目の前でお前の中で裁きを行う。」(エゼキエル5:7-8)

 神は、エルサレムの滅亡が確実に起こることを、エゼキエルのふるまいを通して明示します。続いて神は、なぜそれが起こるのかを言葉をもって説明します。これは、反逆の人々が滅びることなく、己れの罪を投げ捨てて、神に立ち帰り命を得るための神の配慮です。

 「わたしは、この都を国々の中に置き…」(5節)と、神は人々への心からの愛を語ります。かつて神がこう言われたことを、心に留めるべきです。「主は地の面にいるすべての民の中からあなたを選び、御自分の宝の民とされた」(申7章6節)。この神の愛と言葉とは、偽りなく、裏表なく、誠実なものです。

 「かたくなで、わたしの掟に従って歩まない」。これが誠実な神への人々の姿です。気性の荒い馬が手綱を引きちぎり、主人の命令に従わないような姿です。しかも民は、自らの不誠実さを直視しませんでした。

 神を愛するわけでもなく、神が命じられた掟を誠実に守るのでもない。この不誠実さが滅びの根であることを認め、私たちは悔い改めなければなりません。