2013年4月20日(土)1コリント7章 ひたすら主に仕えるために


しかし、人はそれぞれ神から賜物をいただいているのですから、人によって生き方が違います。…しかし、自分を抑制できなければ結婚しなさい。(1コリント7:7,9)

 男女の結婚は本来、神が天地を創造された時から、神の栄光と私たち人間の幸福のために、神が定められた尊い制度です。しかし、人類の始祖の罪によって悲惨な状態へと陥ってしまいました。神に逆らう罪は、まず男女関係、結婚において現れてきました。

 けれども、感謝すべきは結婚の関係においてもイエス・キリストによって回復を見ることができたことです。確かに、今もなお、贖われたとはいえ罪人である私たちは、弱さを引きずっています。そのような私たちに、ここでは不品行に陥ることのないために男は妻を、女は夫を持ちなさい、とパウロは勧めています。

 ところで、結婚するか、それとも未婚のまま独身でい続けるのか、それは当人にとっては大きな問題です。祈って御心を問うしかありません。そして、つまるところは両者とも、「それぞれ賜物を与えられている」ところに従って歩むしかありません。結婚するにしても独身でいるにしても、主に心を向け、「ひたすら主に仕え」(35節)るために歩みます。