2013年7月21日(日)詩編26編 主のいます家を慕い求めて


主よ、あなたのいます家
あなたの栄光の宿るところをわたしは慕います。(詩編26:8)

 この詩には、祭壇や聖歌隊の存在が記されています(6、12節)。主に供え物をささげ、賛美を歌って主を礼拝するための聖所や神殿を思い浮かべることができます。それが主のいます家です。

 主なる神は天地を造られた方ですから、人の建てた家に文字通り住まわれるわけではありません。ソロモン王は、天も、天の天も主をお納めすることはできず、自分の建てた神殿など、なおふさわしくないと言いました(王上8章27節)。

 しかし、聖所や神殿に主の民が集い、御言葉が語られ、祈りがささげられ、礼拝が行われる所において、主はご自身を民に現してくださいました。そこに主の栄光も現されたのです。

 主は私たちがこの世のどこにいても礼拝を受けてくださいます。しかし、公同の礼拝において主は最も豊かに私たちに祝福を注いでくださいます。主の教会に集えることを感謝しましょう。たとえ諸事情で集えないことがあるとしても、教会で行われる礼拝に集えるように心から祈り求めましょう。