2013年8月1日(木)士師4章 協力して勝利へ


彼女は人を遣わして、ナフタリのケデシュからアビノアムの子バラクを呼び寄せて言った。「イスラエルの神、主がお命じになったではありませんか。『行け、ナフタリ人とゼブルン人一万を動員し、タボル山に集結させよ。』」(士師4:6)

 イスラエルの人びとはまたも主の目に悪とされることを行い、主は彼らをカナンの王ヤビンの手に売り渡されました。イスラエルの人びとは、主に助けを求め、主は、女預言者デボラを士師として立てられました。デボラはバラクを呼び寄せて、「行け、ナフタリ人とゼブルン人一万を動員し、タボル山に集結させよ」と言います。しかし、バラクはデボラも一緒に行くことを強く要求します(8節)。デボラはこの要求を受け入れ、一緒に行くことを決めます。

 デボラは、イスラエルの人びとが裁きを求めて来るほど、知恵にあふれ、また、主の霊によって導く預言者でしたが、自分が兵士を率いて戦いに行くことはせず、バラクに主の命令を伝えました。バラクは兵士を率いて戦いに備えるに適した人でしたが、統率力においてデボラの存在は大きかったでしょう。二人は、補い合い、協力して共に戦いに行き、イスラエルの人びとを救いました。

 私の共同体の中で、私の足りなさを補ってくれる人は誰でしょうか。その人と協力して、主のために共に前進しましょう。