2013年8月2日(金)ヨハネ13章 後で分かるようになる


イエスは答えて、「わたしのしていることは、今あなたには分かるまいが、後で、分かるようになる」と言われた。(ヨハネ13:7)

 ヨハネ13章前半は、十字架につかれる前、主イエスが弟子たちの足を洗われたことを伝えます。この洗足の行為は、主の死が信仰者を罪から洗い清めて救うものであり、また信仰者は主に倣って互いに仕え合うべきことを教えます。

 ペトロには主の洗足の意味が分かりませんでした。しかし、主は「わたしのしていることは、今あなたには分かるまいが、後で、分かるようになる」と言われました。主の洗足の意味も含め、神のことで「今、分からなくても、後で分かるようになる」とは、何と大きな慰め、希望でしょう。

 ですから、主の御心が今分からなくても、第一に落胆しないでいたいと思います。理不尽な苦しみを受けたヨセフもダビデも(創37章以降、サム上18章以降)、落胆せず忍耐しました。第二にいつか御心を神が分らせてくださることを期待して祈って待ち、第三に分っている神の御心に服従し、信仰と良心に恥じない歩みをしたいと思います。神が必ず「後で分かるように」してくださいます。