2013年8月13日(火)イザヤ9章 平和の君


ひとりのみどりごがわたしたちのために生まれた。
ひとりの男の子がわたしたちに与えられた。
権威が彼の肩にある。
その名は、「驚くべき指導者、力ある神
永遠の父、平和の君」と唱えられる。(イザヤ9:5)

 今日からの三日間は、聖書が教える平和について考えます。平和とは何よりも神が与える平和です。今日の聖句が示すように、平和は神から与えられたひとりの男の子をとおしてもたらされます(イザ7章14節参照)。

 そのひとりの子は、たしかに人間の子ですが、また、永遠の神の御子でいらっしゃいます。主権と真の支配を帯びたその子に与えられた名前から、その子がどんなお方か分かります。その子には神の働きとしての不思議さがあり、助言者である彼の示す計画と配慮と意図は、人間に暗黒からの救いをもたらします。「力ある神」「永遠の父」という名は、まさにその子が、神と等しいことを示しています。 そして、彼の名はまた、「平和の君」と呼ばれます。この方こそが、罪と悲惨の世界に終止符を打ち、神と人との間に平和をうちたてるからです。

 このお方こそ、まことのメシアである主イエスです。この主イエスこそが、平和と大きな喜びの源です。私たちは、「平和の君」の支配のもとに、日々生きるのです。