2013年9月21日(土)2コリント9章 神のこの上なくすばらしい恵み


更に、彼らはあなたがたに与えられた神のこの上なくすばらしい恵みを見て、あなたがたを慕い、あなたがたのために祈るのです。(2コリント9:14)

 飢饉と窮乏の中で苦しんでいるエルサレム教会を助けるために、コリントの信徒たちは献金を約束しましたが途中で中断されていました。それに対してパウロは約束を守るように勧めているところです。

 約束した献金を集めることそのことが目的ではなくて、約束を守ることの行いが神の恵みによってのみ可能であることを知り、パウロは神の恵みがより豊かに満ち溢れる教会になるのを期待しています(8節)。

 さて、この献金を捧げられた教会は、この献金(贈り物)を神様からのこの上なくすばらしい恵みとして受け取り、コリント教会を慕い、コリントの信徒たちのために祈りをささげました。エルサレム教会が異邦人教会であるコリント教会のために祈っているのです。ユダヤ人と異邦人の民族的な差、ヘブライ文化とギリシャ文化の差を超えて、お互いが主イエスにおいて一つの体であることを確認する瞬間です。

 愛の奉仕と祈りは、国を超え、民族を超えるものです。今日このとき一つの体でつながっている世界の教会のために祈りましょう。