2013年10月10日(木)出エジプト4章 神の無限の力により頼む


モーセは主に言った。「ああ、主よ。わたしはもともと弁が立つ方ではありません。…口が重く、舌の重い者なのです。」主は彼に言われた。「一体、誰が人間に口を与えたのか。…さあ、行くがよい。このわたしがあなたの口と共にあって、あなたが語るべきことを教えよう。」(出エジプト4:10-12)

 神に召されたモーセは、自分に与えられた使命の大きさにとまどい、しりごみするばかりでした。神は、そのようなモーセに三つの奇跡的なしるしを与えてくださいました。しかしモーセは、口が重いことを理由にこの召命に抵抗します。神は、「さあ、行くがよい。このわたしがあなたの口と共にあって、あなたが語るべきことを教えよう」とおっしゃってモーセを励まされます。それでもなお逃げようとするモーセのために、神はモーセの兄弟アロンを助け手として与えてくださいました。

 私たちは、神の栄光を現す使命に召されています。しかしそれは、私たちが優れているからできるのではありません。むしろ私たちは自らの弱さや欠点を知る必要があるのです。そして同時に、私たちは無限の神の力により頼んでいくことを知らなければなりません。

 その時私たちの賜物や努力は、豊かに用いられます。口が重いなら重いままに用いられ、弱い者は信仰によって強くされます。そのために神は必要な助けを与えてくださいます。