2013年10月19日(土)1ペトロ4章 神が栄光をお受けになるため


あなたがたはそれぞれ、賜物を授かっているのですから、神のさまざまな恵みの善い管理者として、その賜物を生かして互いに仕えなさい。…それは、すべてのことにおいて、イエス・キリストを通して、神が栄光をお受けになるためです。(1ペトロ4:10-11)

 折にふれて思い巡らす詩人リルケの言葉があります。「生きてください。忍耐してください。仕事をしてください」。まず生きること、そして働くことの前に忍耐が置かれています。この順序が心に留まります。疑いや、迷いがあれば、働くことはできません。

 ペトロは語ります。「あなたが神から授かっている賜物を発揮しなさい。それぞれ与えられた力に応じて奉仕しなさい。神が栄光をお受けになるために」と。

 私たちは、奉仕の中で、時として、いったいこのことにどれだけ意味があるだろうと思うことがあります。しかし、そう思うときも、根気よく励んでまいりましょう。自分の働きから何が生まれるかを問わずに専心しましょう。きょうも、確かな心をもって取りかかりましょう。実りを生むのは神の仕事です。私たち僕の分は、仕えることです。奉仕の意味と目的は、神に栄光を帰すことです。

 主よ、必要な力を与えてくださり、しなければならないこと、できることを行う者とならせてください。