2013年10月22日(火)出エジプト10章 暗闇の中の光


人々は、三日間、互いに見ることも、自分のいる場所から立ち上がることもできなかったが、イスラエルの人々が住んでいる所にはどこでも光があった。(出エジプト10:23)

 第九の災いは、警告なしにくだされました。モーセが手を天に向かって差し伸べると、三日間エジプト全土に暗闇が臨みました。けれども、イスラエルの人びとが住んでいる所には、どこでも光があったのです。エジプトでは、太陽神が最大の神であり、王ファラオは太陽神の子と呼ばれて絶対的な権威を握っていましたから、この闇は王とエジプト人に、とてつもない恐怖を与えました。

 このような危機的な状況にあってもなお、ファラオは条件をつけて、イスラエルを去らせません。心はかたくななままで、まだ自分が太陽神の子であるかのように思っています。

 一方、イスラエルの人びとが住んでいる所には光がありました。光はいつも神の臨在のしるしです。

 私たちも、以前は霊的な暗闇の中を歩んでいました。けれども、主は、罪深くかたくなな私たちを救うために、救い主イエスを送ってくださいました。私たちは主に結ばれて光の内にいるのです。今日もみ言葉をいただきましょう。主が光を照らして導いてくださいます。