2013年12月21日(土)ルツ3章 あなたが示した真心


ボアズは言った。
「わたしの娘よ。どうかあなたに主の祝福があるように。あなたは、若者なら、富のあるなしにかかわらず追いかけるというようなことをしなかった。今あなたが示した真心は、今までの真心よりまさっています。」(ルツ3:10)

 神はいつも私たちと共におられます。神が共におられますので、突然、予想できないような事が起こった中でも、神を畏れ、御心に従って理性的に冷静に判断をすることを教えられます。

 年輩の男性ボアズは「あなたが示した真心は、…まさっています」と、ルツに語りました。人目のない夜中、義母思いのルツは晴れ姿で、仕事場で眠るボアズのところへ結婚を申込みに行きました。ボアズは目を覚まし、突然のことで驚きますが、非常に冷静に応答しました。結婚を急がせる力が働く中で、ボアズは神の御前で語るように冷静にルツに語り、その後の結婚の手続きも、すべて主に従って不正なく進めました。主の祝福を求めて結婚するボアズとルツを、主は確かに祝福してくださいました。

 とっさの時でも、神がいつも共におられることを意識できるとは何と幸いでしょうか。とっさの時こそ、主に尋ね求めたいと願います。神の御前で生かされている感謝があるからこそ、理性的に冷静に思いを語ることが許されます。