2013年12月31日(火)マラキ3章 牛舎の子牛のように


しかし、わが名を畏れ敬うあなたたちには
義の太陽が昇る。
その翼にはいやす力がある。
あなたたちは牛舎の子牛のように
躍り出て跳び回る。(マラキ3:20)

 マラキは、この書物を閉じるにあたって、大いなる恐るべき主の日について語り始めます(23節)。たしかに主の日は、神に逆らう人、高慢な者、悪を行う者にとっては、すべてわらのように燃やされる恐るべき日です。

 しかし、「わが名を恐れ敬う」信仰者、私たちクリスチャンにとっては、「義の太陽が昇る」救いの日、解放の日です。「義の太陽」は、救い主、メシアであるイエス・キリストを指しています。

 「その翼」とは、義の太陽である主イエスから出る光のことです。主イエスは、ご自分のことを「世の光である」と言われました。

 私たち信仰者、クリスチャンは、この地上にあって、さまざまな苦しみ、悩み、悲しみを経験します。しかし、「世の光」である主イエスに導かれて、決して暗闇の中を手探りして歩むことはありません。たとえ、心が暗くなり、思いが沈んでも、主イエス・キリストが天から私たちを照らしていてくださいます。

 そして主の日、この世の終わりには、主イエスの翼によって覆われ、いやされ、牛舎の子牛のように躍り出て飛び回ることができるのです。