2014年1月3日(金) ルカ4章 神の言葉によって


イエスは、「『人はパンだけで生きるものではない』と書いてある」とお答えになった。(ルカ4:4)

 主なる神こそ、この荒れ野の世にあって私たちの命と人生がすこやかに営まれていくためのすべを知り抜いておられるお方です。私たちが幸いに生きる道をわきまえておられ、そのために懇切に、周到な配慮をなしてくださるお方です。

 荒れ野の試練の中で困窮し、困り果ててしまうということがあるかもしれません。けれども私たちは覚えていましょう。もし私たちが行き詰まることがあるなら、それは愛深き父の言葉に耳をふさぎ、自分の知恵に頼って生きていこうとするときです。しかし神に依り頼み、神の声に従って歩むとき、私たちは行き詰まることはありません。困り果てることもありません。

 人はパンだけで生きる者ではありません。人は主なる神の言葉によって生きる者です。まことの羊飼いのみ声に導かれるとき、羊は幸いです。神の言葉に養われ、神の言葉に聞き従って生きるときにこそ、私たちは真に確かな、祝福された命を与えられるのです。きょう1日もみ言葉を求め、み言葉に聞き従って歩む幸いな1日でありますように。