2014年1月6日(月)レビ1章 焼き尽くす献げ物


これが焼き尽くす献げ物であり、燃やして主にささげる宥めの香りである。(レビ1:9,13,17)

 レビ記1章から7章には献げ物の規定が記されますが、その最初は「焼き尽くす献げ物」の規定です。この献げ物の特徴は、ささげる家畜の全部を祭壇で焼き尽くして煙にすることです。

 これは、イスラエルの民が神の契約の民・神の宝の民とされていることを表します。イスラエルは、その一部ではなく全部をささげて、自分たちが神に聖別された民であることを自覚して生きていきます。

 この「焼き尽くす献げ物」は、主イエスの贖いの御業をよく表しています。主イエスはご自身を、その一部ではなく全部、十字架の上でささげてくださいました。私たちの身代りに神のさばきを受けて「焼き尽くされた」と言ってよいのです。神はその犠牲を宥めの香りとして受け入れてくださいました。

 主イエスの徹底した犠牲によって私たちは、身も魂も、わたしの全部が罪と死から解放されて主のものとされています。きょうもこの恵みを心に留めて感謝して一日を過ごしたいと思います。