2014年2月12日(水)レビ20章 秩序を破る者の刑罰


あなたたちはわたしのすべての掟と法を忠実に守りなさい。そうすれば、わたしがあなたたちを住まわせるために導き入れる国から吐き出されることはない。(レビ20:22)

 20章では、信仰の基本が教えられています。7節には、「自らを清く保ち、聖なる者となりなさい。わたしはあなたたちの神、主だからである」とあります。そして、「わたしの掟を忠実に守りなさい。わたしは主であって、あなたたちを聖なる者とする」と、8節へと続きます。聖なる主が聖なる者としてくださるのだから、聖なるものとなりなさいという勧めです。

 また、これまで扱ってきたいとうべき性に関する掟(18章)や隣人愛への配慮の掟(19章)を犯した者への刑罰が、語られています。そして、主は、自分の子どもをモレク神にささげる者を必ず処刑し、口寄せや霊媒を訪れる者を民の中から断つと宣言されます。父母を呪う者は死刑に処するとも語られます。主は、刑罰をもって、自分を清く保て、と警告しておられます。

 これらの乱れた行為は、エジプトやカナンの風習によりもたらされました。それにも拘わらず、主は、民が掟と法を守るならば、約束の土地に導き入れると約束してくださいます。

 私たちは、聖としてくださるという御声に従い、異教的習慣から遠ざかります。