2014年2月21日(金) ルカ21章 世の終わり


「しかし、あなたがたは、起ころうとしているこれらすべてのことから逃れて、人の子の前に立つことができるように、いつも目を覚まして祈りなさい。」(ルカ21:36)

 聖書は、世界には初めがあり、終わりがあると教えています。神は天地万物をお造りになり、愛のあふれる御手によって世界を導き、定められた時に世を終わらせます。この世は、主イエスが再びこの地上にやって来られる時、終わります。

 聖書は、その日その時は誰も知らないと教えています。世の終わりは破滅、滅亡、消滅、全滅のような暗いイメージを持ちやすいのですが、これらは聖書が教える世の終わりではありません。

 世の終わりは、新しい始まりです。主イエスが来られる時を待ち望みながら歩みましょう。その生き方の特徴は「目を覚ましている」ことです。具体的には「祈る人」のことです。

 祈りの内容は、主イエスが再び来られた時に褒めていただけるような弟子になりたいとの願いが中心になります。心が鈍くならないよう、注意深い信仰生活に励むことです。神と隣人を愛する生き方を学び続け、主イエスのすばらしさを語り伝える弟子へと成長できるように祈りましょう。主よ早く来てください。アーメン。