2014年11月28日(金) 黙示録4章 天上の礼拝


「主よ、わたしたちの神よ、
あなたこそ、
栄光と誉れと力とを受けるにふさわしい方。
あなたは万物を造られ、
御心によって万物は存在し、
また創造されたからです。」(黙示録4:11)

 ヨハネは七つの教会へのメッセージの後、新たな幻を与えられました。天に一つの開かれた門があり、「ここへ上って来い。この後必ず起こることをあなたに示そう」(1節)との声が聞こえました。

 奥には一つの御座があり、着座している方がおられました。その廻りには、目で満ちた四つの生き物がいて、顔は獅子、雄牛、人、鷲のようで、昼も夜も「聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな」と叫びました。御座の前には七つのともし火が赤々と燃えており、白い衣を着、金の冠をかぶった24人の長老が座っていましたが、自らの冠を投げ出し、一斉に礼拝しました。

 この開かれた天の門は、キリストの教会への励ましであり、約束です。いかに強大な支配者が彼らを踏みにじるように見えても、神はそれすら治めておられます。獅子は権威、雄牛は力、人は知恵、鷲は素早さを表します。それらのものが、神を聖なるかなと礼拝しています。

 開かれた天の門。これこそ教会の特権であり、望みであり、慰めです。困難や闘いを恐れてはなりません。主に着せていただいた白い衣を身にまとい、誘惑と戦います。