2015年1月7日(水) ヨシュア3章 道を切り開かれる主


「全地の主である主の箱を担ぐ祭司たちの足がヨルダン川の水に入ると、川上から流れてくる水がせき止められ、ヨルダン川の水は、壁のように立つであろう。」(ヨシュア3:13)

 私たちは生きていく中でさまざまな困難に直面します。どのようにして先に進んでいけばよいのかわからないこともあります。

 今、イスラエルの人びとの目の前には春の雪解け水によって流れを増したヨルダン川が流れていました。どうやってこれを渡ればよいのか、人びとは途方にくれていたかもしれません。ヨシュアは祭司たちに「契約の箱を担ぎ、民の先に立って、川を渡れ」(6節)と命じ、人びとはその後に続きました。「契約の箱」は主のご臨在を示すものです。この時、主ご自身が民に先立って進んで行かれたのです。そして、主の箱を担ぐ祭司たちの足がヨルダン川に入ると、川の水は壁のように立ち、人びとは干上がった川床を渡ることができました。

 このようにしてイスラエルの民は「生ける神」、すべてを支配しておられる「全地の主」が自分たちと共にいてくださることを学んだのです。

 自分の力では前に進めないと思うときにも、主に従っていくなら、主ご自身が先立ち、進むべき道を切り開いてくださいます。そのことを信じて歩んでいきましょう。