2015年2月11日(水) エフェソ6章 信仰の武具を身に着け


悪魔の策略に対抗して立つことができるように、神の武具を身に着けなさい。わたしたちの戦いは、血肉を相手にするものではなく、支配と権威、暗闇の世界の支配者、天にいる悪の諸霊を相手にするものなのです。だから…しっかりと立つことができるように、神の武具を身に着けなさい。(エフェソ6:11-13)

 今、自民党は「憲法改正」草案を発表し、憲法を全面的に変えようとしています。自民党憲法草案は、第20条で、信教の自由を認めた上で、「3 国及び地方自治体その他の公共団体は、特定の宗教のための教育その他の宗教的活動をしてはならない。ただし、社会的儀礼又は習俗的行為の範囲を超えないものについては、この限りでない」と語ります。「憲法改正」が行われると、社会的儀礼、習俗的行為として、神社参拝が求められ、皇室に対する畏敬を示すことが強要される恐れがあります。

 戦前・戦中、日本の教会では、「神社は宗教に非ず」として、礼拝において、宮城遙拝を行って皇居に向かって頭を下げ、君が代を歌った後に神を礼拝することを行っていました。また、教会の指導者が神社参拝を行いました。

 日本キリスト改革派教会は、戦時中の教会の行為を悔い改め、同じ道を歩まないことを肝に銘じて創立されました。私たちは、日本におけるこの戦いを戦うために、信仰の武具を身に着け、主の正義を貫く決意をしなければなりません。